ご覧いただきありがとうございます。

令和5年1月29日(日)のWKF世界空手連盟認定マットを大阪の保税倉庫から岡山県倉敷市まで輸送しました。

弊社として初めてのWKF世界空手連盟認定マット輸送でした。

今回は、その模様をお伝えします。

デバンニング立ち会い

デバンニングって聞き慣れない言葉ですよね。。。

そもそも今回輸送したWKF世界空手連盟認定マットは海外から輸入したものです。

輸入貨物がどのようにしてエンドユザーに届けられるのか?見ていきましょう。

まずはこちら↓

ど〜ん

20フィート海上コンテナ!!

このコンテナの中に貨物を積みつけてコンテナ船で海上輸送し荷揚げ港である大阪市住之江区南港へ到着。

荷揚げされたコンテナはセミトレーラーの海コン(海上コンテナ)専用シャーシに積みつけられ保税蔵置場(倉庫)へ。

余談ですが、この港湾での荷揚げシャーシへの積みつけはかなり迫力があります。

ガントリークレーンや20〜25屯クラスのフォークリフトでの荷役作業は何度見ても圧巻です。

本題に戻ってデバンニングですが、輸入貨物をコンテナから取り出す作業のことで「デバン」と言うことの方が多いです。

今回はそのデバンニングが荷主(源商事)様の立ち会いのもと行われました。

輸入貨物はデバンニング後、保税蔵置場に搬入・一時保管され輸入通関手続きが終わってから荷主様に引き渡されます。

このグレーの袋の中にWKF世界空手連盟認定マットが入っています。

空手関係者の方で、マットの梱包材といえばダンボールじゃない?

と疑問に思われた方もいるかと思いますが、この袋による梱包は¥3,980/1枚(R5.2現在)という破格で販売するための源商事さんの企業努力そのものなのです。

競技用マットが高額で購入を諦めていた方にも手にとってもらえるように、また、より多くの子どもたちに良い環境で空手道の稽古に励んでほしいという商人の魂に感服します。

引取りと宵積み

無事にデバンニングと通関が済んだマットを引取り、そのまま宵積みします。

ちなみにここで時系列を整理させて頂きますと、↑写真のデバンニング・通関が27日(金)宵積みで納品は29日(日)ということになります。

港湾の倉庫は月〜金の16:00受付〆切となるので、金曜日の夕方に積んで土曜日は積み置きして日曜日に納品します。

このように、前日や前々日に荷物を積むことを宵積みと言います。

100枚とサンプルを積みました。

今回の固縛ですが、前列・後列のラッシング二段掛けにしました。

初めて運ぶ商品と言うこで、走行中にどの程度荷物が動くのかわからないので動かないように固縛します。

前列、角あてとラッシングをかけてコンパネで仕切りを入れてから後列の固縛をします。

綺麗に角を揃えるのに苦労しましたが、固縛完了。

この週は大寒波が来ており、さまざまな交通が麻痺していました。

1月の上旬に発注したスタッドレスタイヤがようやく28日(土)に届きました。

宵積みをしているので荷台は施錠します。

雪の影響がどこまでのものになるか懸念していましたが、滞りなく若干早めに倉敷に到着しました。

納品も高校生たちの若きパワーでスムーズに終え、少し美観地区を散策して帰路につきました。

今後のWKF世界空手連盟認定マット事業

今後も、WKF世界空手連盟認定マット関連事業の模様を記して行きます。

荷主様の想いを実現できる物流企業を目指して!!